記事画像

鉄分だけじゃない!隠れ貧血に関わる栄養素

隠れ貧血の予防と改善において重要なのは、鉄分だけではありません。
鉄が効率よく働くためには、他の栄養素との相互作用が欠かせないのです。

まず注目したいのが ビタミンC。
鉄の中でも植物性食品に多い「非ヘム鉄」は吸収率が低いのですが、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収が2倍以上高まるといわれています。
たとえば、ほうれん草のおひたしにレモンを絞ったり、ひじきの煮物と一緒に柑橘類をとるなど、工夫次第で吸収効率を上げられます。

次に タンパク質。鉄は赤血球のヘモグロビンの材料となりますが、その合成にはアミノ酸が必要です。
肉や魚、大豆製品をバランスよく摂ることが大切です。

また、鉄の働きをサポートする ビタミンB群(特にB6、B12、葉酸) も欠かせません。
これらは赤血球の生成に深く関わっており、不足すると鉄が十分あっても貧血の症状が出てしまうことがあります。

さらに、銅や亜鉛といった ミネラルも鉄代謝を助ける役割を果たします。
貧血対策には「鉄だけを意識する」のではなく、複数の栄養素を組み合わせて摂ることが理想的なのです。