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なぜ女性に隠れ貧血が多いの?その原因とは

女性に隠れ貧血が多いのは、生理や妊娠・出産、更年期など、ライフステージごとに体の鉄分需要が大きく変化するためです。

特に月経のある女性は、毎月20〜30mgの鉄を失うとされ、その分を食事からしっかり補給しなければなりません。
しかし現代の食生活は肉や魚よりも野菜や加工食品中心になりがちで、必要な鉄分を摂取できていないケースが目立ちます。

さらに「ダイエットによる栄養不足」や「忙しくて朝食を抜く」「インスタント食品の利用増加」なども拍車をかけています。
鉄は体内で合成できないため、外から摂り続ける必要がある栄養素ですが、多くの女性が知らず知らずのうちに不足しているのです。

隠れ貧血は、一般的な血液検査で異常が見つからないこともあり、自覚しにくいのも特徴です。貧血の数値が正常でも、体内の「貯蔵鉄(フェリチン)」が減っている状態では、エネルギー不足や集中力低下が起こります。つまり、「疲れやすい」「ぼんやりする」など、日常の不調が実は隠れ貧血のサインであることも少なくありません。

女性はライフスタイルやホルモンの影響で鉄不足になりやすいという背景を理解することが、まず予防の第一歩になります。